独オペル 新型コンボを発売

独オペルは、フランスの親会社シトロエン・プジョー(PSAグループ)と共同開発したパネルバン「コンボ」の新モデルの販売を開始した。新モデルはPSAグループの新世代ミニバンで、シトロエンの「ベリンゴ」、プジョーの「リフター」の姉妹車となる。販売価格を1万9,995ユーロからと低く設定しており、ファミリーカーや事業者の荷物搬送車として開発された。

オペル「コンボ」はこれまでPSAグループのミニバンの中で販売台数が最も少なかったが、新型「コンボ」は割高なSUVや見栄えの悪い商用バンを嫌う層を取り込むことを狙っている。このため、先進運転支援システムやインフォテイメントシステム、リアビューカメラなど乗用車並みに装備を充実させている。ただ、ガソリン車が100PS、ディーゼル車が76~130PSの3機種のエンジンラインアップにとどまっている。

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