アストンマーチン、高級スポーツカー「ラピード」のEVモデルを2019年に市場投入

英高級車メーカーのアストンマーチンは、高級スポーツカー「ラピード」の電気駆動(EV)モデルとなる「ラピードE」を2019年に市場投入する。

同モデルはアストンマーチン初となるEVで、155台の限定生産となる。電気モーター2基と65kWhのリチウムイオン電池を搭載し、最高出力449kW/610PS、停止時から時速96kmまでの加速性能は4秒以下、最高時速248kmの性能を誇る。航続距離は約320kmを確保する。販売価格については、自動車専門誌「Auto, Motor und Sport」が約27万5,000ユーロになるもようと報じている。

「ラピードE」は、アストンマーチンが技術サービス会社のウィリアム・アドバンスト・エンジニアリングと共同で開発した。製造は英ウェールズのセント・アサン工場が担当する。同工場では2021年から、アストンマーチンのEV姉妹ブランドであるラゴンダの製造も開始されることになっている。

上部へスクロール