EVコンセプトカー「フォーイーズ」をパリモーターショーで発表

独自動車大手ダイムラー傘下の小型車ブランドであるスマートは今年で誕生20周年を迎えた。同社は10月4日に開幕するパリモーターショーでそのアニバーサリーモデルとして電気駆動のロードスター「フォーイーズ」 を発表する。

新モデルはルーフ(屋根)がなく、低く切り詰めたウィンドースクリーンによる開放感とシンプルなデザインが特徴。これまでのスマートと同様、2人乗りという点は変わらない。最高出力60kW/81PSの電気モーターと電気容量18kW/hのバッテリーを搭載し、シティーカーとして十分な走行距離約160kmを確保している。ダイムラーのチーフデザイナーであるワーグナー氏は、「スマート・フォーイーズは既存の枠にとらわれないことを示しており、デザインはピュアで無駄がない」と語る。

スマートは過去にもオープンタイプの「クロスブレード」(2001年)や「フォースピード」(2011年)を発表。「クロスブレード」は少量限定販売したことがある。今回披露される「フォーイーズ」は見本市限定モデルとなっているが、今後シリーズ化される可能性もある。

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