クロアチアの電動スポーツカーメーカーであるリマック・アウトモビーリは9月28日、インドのマヒンドラグループ傘下の独アウトモビリ・ピニンファリーナと提携契約を交わしたと発表した。ピニンファリーナの電動ハイパーカー「PF0」の開発に際し、バッテリー・動力伝達技術のノウハウとソフト・ハードウエアを供給する。契約規模は最大8,000万ユーロに上る。
リマックはスポーツカーのほか、高電圧バッテリー、駆動システム、ヒューマンマシンインターフェース(HMI:タッチパネルなど)に重点を置く。独ポルシェが今年7月に同社株10%を取得している。
アウトモビリ・ピニンファリーナは今年4月、超高級電動ハイパーカーの製造を目的に設立された。最初のモデルとなる「PF0」は来年のジュネーブ・モーターショーで発表、2020年に生産開始の予定だ。