独レオニとディール、電動車向け電池システムで戦略提携

ドイツの電線大手レオニと自動車部品や航空機部品などを製造する複合企業のディールは5日、電気自動車・ハイブリッド車向けの高電圧バッテリーシステムで戦略提携すると発表した。電動車の今後の需要拡大に加え、自動車メーカーが個々の部品よりも総合的なシステムソリューションを求める傾向が強まっていることに対応する。

両社は、エネルギーやデータの伝達、熱管理システムの分野で協力する。レオニは、ワイヤリング、コネクタ・システム、バッテリー管理・熱管理技術で協力し、ディールはセル接触システムのノウハウを提供する。

製品分野としては、セル接触システムおよびモジュールコネクタ、バッテリー管理システム、熱伝導ソリューションおよび熱管理での協力を計画している。

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