ポーランド鉱工業生産の上げ幅縮小、9月は2.8%に

ポーランド中央統計局(GUS)が17日発表した9月の鉱工業生産指数は前年同月比で2.8%の上昇にとどまり、伸び率は前月(5%)から2.2ポイント縮小した。市場は4.3%の上昇を予測していた。

34業種のうち24業種でプラスとなった。上げ幅が最も大きかったのは「電気・ガス・スチーム・空調」(10.4%)で、「金属製品」(8.1%)、「機械・設備」(7.9%)、「電気設備」(7.2%)、「非金属鉱物製品」(6.5%)、「紙・紙製品」(5.6%)、「その他の輸送機械・器具」(4.3%)も拡大した。

「製薬」は28.8%と大幅に後退したほか、「皮革製品」(16.1%)、「コンピューター・電子・光学機器」(6.4%)、「石炭・褐炭」(4.4%)も振るわなかった。

同日発表された9月の建設業生産指数は前年同月比で19.8%拡大した。

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