南東欧4カ国、W杯の共同開催で立候補?

ブルガリア、ルーマニア、セルビア、ギリシャの南東欧4カ国が2030年のサッカー世界選手権(W杯)の共同招致を検討する方針を固めた。ヴァルナで開かれた4カ国首脳会議で合意したもので、ブルガリアのボリソフ首相が「チプラス・ギリシャ首相の提案を受けて、検討することになった」と発表した。また、W杯28年開催のサッカー欧州選手権についても共同開催を検討する。

30年はW杯が初めてウルグアイで開催されてから100年周年を記念する大会となる。他に立候補の意向を示しているのは、◇アルゼンチンとウルグアイ◇アルジェリアとチュニジア、モロッコ◇英国――の3カ国(グループ)。世界サッカー連盟(FIFA)は、カタールでW杯が開かれる22年以降に開催地を決定する見通しだ。

バルカン半島諸国はこれまでW杯を開催したことがないが、1991年に解体した旧ユーゴ連邦で76年に欧州選手権が開かれた過去がある。

上部へスクロール