ポーランドの10月インフレ率1.8%

ポーランド中央統計局(GUS)14日発表した2018年10月の消費者物価指数は前年同月比で1.8%となり、上げ幅は前月からら0.1ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。前月比では0.4%だった。

食品・非アルコール飲料が1.8%、住居費が2%上昇し、インフレ率を押し上げた。交通費(7.5%)をはじめ、他の項目もほとんどが値上がりした。価格が低下したのは衣料品・靴、通信、その他のモノ・サービスの3項目だけだった。

市場では11、12月も低インフレが続き、来年になって上昇すると予測している。中央銀行は来年のインフレ予測を3.2%へ上方修正した。資源価格の上昇や、通貨ズロチの対米ドル安を理由に挙げている。

価格変動の激しい食品や燃料を除いたコア・インフレ率は2.1%の予想だ。

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