チェコで働く西欧出身者が増加

チェコで働く先進国出身者の数が増えている。外国人就労者の大半を東欧出身者が占めるのは間違いないが、ここ数年は、西欧出身者も数万人を数えるようになった。大手企業がチェコに中東欧管轄拠点を設けていることが背景にある。大手会計事務所BDOが11月26日明らかにした。

チェコが欧州連合(EU)に加盟した2004年以降、同国で働く外国人の数は17年末までに3倍の50万人へ増加した。このうち80%以上が旧社会主義圏の7カ国で占められ、多くが非熟練労働者だ。

西欧からはドイツ人が7,000人と最も多く働いている。フランス、英国、イタリア、スペインを加えると2万2,000人を超える。04年比での増加率はポルトガル人が59倍と最も高かった。

BDOはチェコ統計局、労働社会省、産業省の統計データを分析した。

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