独コンチネンタル、ターボ部品のスペアパーツ販売

独自動車部品大手のコンチネンタルは13日、今月からターボチャージャーのスペアパーツ販売を開始したと発表した。アフターマーケット事業を拡充する戦略の一環で、独立系の部品販売店や整備工場でも純正品を利用できるようになる。当初はフォード車のエンジン向けに供給し、将来的に他のブランドにも対象を広げる。流通範囲は独国内から段階的に欧州連合(EU)域内に拡大していく。

今回供給するターボチャージャーは、フォードの1リットルエンジン「エコブースト」の最高出力100PS並びに100PS以上の2機種に対応する。同エンジンは「C-Max」、「フォーカス」、「フィエスタ」、「モンデオ」の各モデルに搭載されている。

同社の製品製造責任者であるミヒャエル・リート氏は「排出規制の厳格化とエンジンの小型化に伴い、ターボ部品の重要性は今後ますます高まる。同部品はエンジン車だけでなくハイブリッド車(HV)でも重要な役割を果たす」と述べた。

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