ヒア、北南米・アジア・太平洋地域でメルセデスベンツに交通情報提供

オランダのデジタル地図大手ヒア・テクノロジーズはこのほど、独自動車大手ダイムラー傘下のブランド、メルセデスベンツに交通情報サービス「HEREリアルタイム・トラフィック」を提供すると発表した。当初は、米国、プエルトリコ、カナダでサービスを開始し、さらに提供する国を広げていく。

「HEREリアルタイム・トラフィック」のサービスは、様々な自動車メーカーの車載センサーを中心とする多様な情報源から収集した交通情報の分析を基盤にしている。ドライバーは道路工事なども含めた最新の交通情報を得ることができため、運転の安全性や快適性が向上する。

ヒアが北米でメルセデスベンツに「HEREリアルタイム・トラフィック」を提供するのは今回が初めて。今回、合意したサービスの対象国には、米国、プエルトリコ、カナダのほか、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾が含まれている。

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