PSAリテールが1600人採用、若年層や電動モデル専門スタッフに重点

仏自動車大手PSAグループは12日、自動車販売部門のPSAリテールが今年、欧州11カ国で1,600人を新規採用すると発表した。若年層の雇用や、電気駆動モデルの専門スタッフの育成を重視する。

主要5事業である新車販売、中古車販売、アフターサービス、スペアパーツの流通、レンタカーに関する合計50の職種で採用する。募集枠が最も多いのは新車・中古車販売員で、これにアフターサービススタッフ、修理工、コーチビルダー・塗装工、自動車整備技術者と続く。

また、PSAグループは2021年までに電気自動車(EV)7つとプラグインハイブリッド車(PHV)8つの新モデルの投入を計画しており、これらの専門知識を持つサービススタッフや整備士の育成を進める。

PSAリテールは若年層の雇用確保に配慮しており、現在は、16歳~23歳の年齢層の750人が研修生として勤務している。これは従業員全体の7%に相当する。そのうちフランス本国では480人が勤務しており、現地従業員の9%を占めている。

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