韓国KET、ポーランドにEV用コネクタ工場を建設

韓国のコネクタメーカー、韓国端子工業(KET)がポーランドに欧州初の生産拠点を設置する。投資額は9,000万ズロチ(2,090万ユーロ)。建設予定地は国内南部カトヴィツェ近郊のザブジェで、公的助成の適用を受ける。カトヴィツェ経済特区(KSSE)当局がこのほど明らかにした。

KETはポーランド工場では電気自動車(EV)向け製品に注力し、通電時の一時的な大電流である突入電流からシステムを保護するためのプリチャージリレー(EPR)などを製造する。約250人を雇用する予定。

KETは自動車、携帯端末、デジタル家電、情報通信機器など多様な製品向けコネクタのほか、IT部品、LEDリードフレームを製造する。国外には中国とベトナムに生産・組立拠点がある。

上部へスクロール