ライドシェア事業を展開する米ウーバーがポーランド南部のクラクフに研究開発拠点を開設する。ポーランド政府関係者が22日明らかにした。投資額は明らかにされていないが、同国への今年の投資額は2,600万ズロチ(600万ユーロ)に達すると見られる。同社はまた、ライドシェア事業並びにフードデリバリーサービスのウーバー・イーツのプラットフォーム開発を統括するワルシャワ拠点を拡張する予定だ。
ポーランドのアダムチュク・インフラ相は、ウーバーの電動バイク関連事業などを通して都市生活者向けの新しい輸送手段が創出されると話した。一方ワルシャワ市内では、タクシー運転手らが同社の事業拡大に反対するデモを行っている。