独エーオン、BMW工場建設先の電力工事を受注

独自動車大手BMWのハンガリー工場建設計画に関連し、独エネルギー大手エーオンのハンガリー子会社が電力供給網の拡張工事を33億4,000万フォリント(1,050万ユーロ)で落札した。発注元は工場が設置されるデブレツェン市当局で、費用の一部は中央政府が負担する。4日付の中東欧経済紙『nov-ost.info』が報じた。

今回のインフラ開発はBMWと市当局との間で結ばれた用地売買契約に基づく。同契約で市は造成工事を含め、工場建設に必要な前提条件を整えることを約束した。

BMWは昨年7月、10億ユーロを投じてデブレツェン郊外に新工場を建設すると発表した。一般のエンジン車のほか、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)を生産し、年間で最大15万台を出荷する計画だ。雇用創出規模は1,000人を超え、ハンガリー政府から123億フォリント(3,870万ユーロ)の助成を受ける。(1HUF=0.40JPY)

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