ロシア国営のハイテク企業ロスナノが、電気自動車(EV)大手の米テスラの少数株式を取得するという観測が浮上している。テスラが米電池開発企業マクスウェル・テクノロジーズを株式交換方式で買収すると発表したためだ。ロスナノはマクスウェルの少数株を保有しており、この買収取引を通じてテスラ株を取得することになるという。国営タス通信が6日伝えた。
ロスナノは2011年にカナダのネスキャップ・エナジーと合弁する目的で1,900万ドルを投資。その後、計画を断念したが、投資額の一部をネスキャップ株として保持していた。マクスウェルが2017年ネスキャップを買収したことで、マクスウェルの少数株を取得した。