トルコの12月鉱工業生産9.8%減、4カ月連続マイナス

トルコ統計局(TUIK)が14日発表した2018年12月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で9.8%減少し、09年6月(マイナス12.6%)以来の大きな下げとなった。減少は4カ月連続。前月比(季節・稼働日調整済み)でも1.4%落ち込んだ。

業種別では鉱山・採石が前年同月比で2.1%、製造が10.8%、電力・ガス・スチームが1.2%それぞれ縮小した。

財別でみると、中間財の縮小幅が最も大きく14.9%に達した。耐久消費財は8.9%、資本財は8.6%、非耐久消費財は6.4%、エネルギーは0.3%縮小した。

同国の鉱工業生産高は18年9月に2.5%減少し、16年10月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。

上部へスクロール