独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、ハンガリー東部にあるデブレツェン大学との戦略的協力に関する合意書に署名した。2019/20学年度からデブレツェン大学の履修コースに参加する。
具体的には、コンチネンタルのデブレツェン工場で、電気工学、メカトロニクス、機械工学、樹脂技術分野の研修・実習機会を提供するほか、研究開発プロジェクトにも参加できるようにする。また、学生以外に対しても成人教育プログラムを用意する計画。
■ デブレツェンに新工場
コンチネンタルは2018年2月、デブレツェンに新工場を建設する計画を発表した。同年9月に定礎式を行い、建設を開始した。新工場の建設投資は約1億ユーロで、450人の雇用を予定している。
コンチネンタルはすでにハンガリーに6工場とタイヤの販売・物流センターを運営しており、デブレツェン工場は7カ所目の工場となる。
新工場では、センサーや変速機の制御装置など自動車用電子部品を生産する。新工場は2020年第3四半期に生産を開始する見通し。