トルコの11月失業率12.3%、7カ月連続で悪化

トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した2018年11月の失業率は12.3%となり、前月の11.6%から0.7ポイント悪化した。失業率の上昇は7カ月連続。前年同月比では2ポイント上昇した。

失業率は昨年、1月の10.8%から4月には9.6%まで改善したものの、その後は上昇へと転じた。上げ幅の合計は2.7ポイントに上る。

労働参加率(LFPR)は53%で、前年同月比で0.2ポイント上昇した。性別でみると、男性は72.4%、女性は34.1%で、どちらも0.3ポイント増加した。

就業者数は2,831万4,000人で、前年同月を20万1,000人下回った。業種別の内訳は農業が17.7%、鉱工業が20%、建設業が6.5%、サービス業が55.8%だった。

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