南東欧3カ国の送電網運営会社、電力市場統合で合意

ブルガリア、北マケドニア、アルバニアの送電網運営会社が8日、電力市場を統合し、南東欧共通電力取引市場の設置を目指すことで基本合意した。電力取引を容易にし、地域における電力供給の安定性を高める狙い。欧州統一電力市場への統合に向けた準備でもある。

基本合意したのは、ブルガリアESO、マケドニアMEPSO、アルバニアOCTの3社。3カ国の電力スポット市場を統合し、欧州統一市場に組み込むことを目指す。また、南東欧の欧州連合(EU)加盟国における地域安全センターの設置に向けても力を合わせる。

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