ワルシャワの南西約40キロメートルに位置するムシチョヌフで、この秋、世界最深のプール「ディープ・スポット」がオープンする。深さは45メートルで、伊モンテグロット・テルメにある「Y-40ディープ・ジョイ」を5メートル上回る。
ダイビング経験者はもちろん、初心者も入場可能で、水中トンネルで探検気分も味わえる。会議室やトレーニングルーム、ホテルを併設するというから、週末を利用したダイビングライセンス取得講座や、企業の社内イベントなどの利用も視野に入れているかもしれない。
ディープ・スポットの運営元は、ワルシャワのスカイダイビング体験施設「フライ・スポット」と同じ企業。時間があれば両方訪れてもいい。
さて、ディープ・スポットが「最深」の地位を維持できるのは半年の予定だ。英コルチェスターで水深50メートルの「ブルー・アビス」が来年春にオープンする予定だからだ。ただしこちらは、職業ダイバーのほか、潜水艇メーカー、宇宙開発企業、ライフサイエンス企業などを対象としているから、一般人も入れる娯楽施設としてはディープ・スポットが一番深いことになる。