携帯電話の契約期間を最大1年に制限へ

ドイツのカタリーナ・バーレイ法相(社会民主党=SPD)は携帯電話の契約期間を最大1年に制限する方向で法改正を検討しているもようだ。日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ(FAS)』紙が報じたもので、連立与党・キリスト教民主同盟(CDU)のセバスティアン・シュタイネケ連邦議会議員は「フィットネスクラブや電話の契約など必要があるところでは消費者保護の改善を支持する」と述べ、法相と同様の考えであることを明らかにした。

携帯電話の契約期間は現在、2年以上に上ることが多い。このためサービスに不満を持っても契約が切れるまでは通信会社を変更できない。法相はこれを問題視して、契約期間に1年の上限を設ける意向だ。このほか◇自動更新された契約の期間を最大3カ月に制限する◇解約予告期間を1カ月とする――ルールの導入も目指している。

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