ダイムラー―北京汽車への出資比率引き上げか―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が中国の主要な合弁先である北京汽車工業(BAICグループ)への出資比率を引き上げる方向で協議しているもようだ。関係筋の情報としてロイター通信が22日、報じたもので、米投資銀行ゴールドマン・サックスに助言を求めたという。関係各社は報道内容へのコメントを控えている。

ダイムラーは現在、BAICの発行済み株9.55%を保有している。過半数株の獲得を目指しているかどうかは明らかでない。協議は初期段階にあり、出資引き上げ計画が変更される可能性もあるという。

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