欧州ビール大手のハイネケン(オランダ)は5月30日、ブラジルで5億5,000万レアル(約150億円)を投じて、4工場を増強すると発表した。
対象となるのはサンパウロ州のアララクアラ、イトゥー、ジャカレイ、カンポス・ド・ジョルドンにある工場。このほか同州に新たな物流センターも建設する計画だ。
ハイネケンは2017年にキリンホールディングスのブラジル子会社「ブラジル・キリンホールディングス(ブラジルキリン)」を22億レアル(約770億円)で買収。ブラジルのビール市場でアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)に次ぐ2位の企業となった。