ポーランドGDP、18年は5.1%増

ポーランド中央統計局(GUS)が4月23日発表した2018年の国内総生産(GDP)は実質ベースで前年比5.1%増となり、1月発表の速報値から変更はなかった。17年は従来発表の4.8%から4.9%に上方修正された。欧州連合(EU)加盟国の中ではアイルランド(6.7%)とマルタ(6.6%)に次ぐ高い成長率で、2年連続で堅調な経済展開となった。

ポーランド財務省は4月半ば、今年のGDP成長率を4%としたうえで、20年は3.7%、21年は3.4%、22年は3.3%に減速する観測を示した。欧州委員会は同国の今年の経済成長を3.5%、国際通貨基金(IMF)は3.8%、世界銀行は4%と予測している。

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