トルコ統計局(TUIK)が4月16日発表した2月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で5.1%減少し、6カ月連続のマイナスとなったものの、下げ幅は前月から2.2ポイント縮小した。製造と鉱山・採石の減少幅がそれぞれ5.5%、4.7%となり、前月から2ポイント、2.3ポイント縮小したほか、電力・ガス・スチームは前月の1.7%減から0.4%の増加に転じた。
財別でみると、中間財の減少幅が最も大きく9.7%に達した。資本財も7.8%と大きい。非耐久消費財は0.5%減少。エネルギーは4.5%。耐久消費財は5%拡大した。
同国の鉱工業生産高は2018年9月に2.5%減少し、16年9月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。