トルコの3月鉱工業生産2.2%減少、マイナス幅は3カ月連続で縮小

トルコ統計局(TUIK)が14日発表した3月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で2.2%減少し、7カ月連続のマイナスとなったものの、下げ幅は前月から2.9ポイント縮小した。マイナス幅の縮小は3カ月連続。製造の減少幅が2.6%となり、前月から2.9ポイント縮小したほか、鉱山・採石は前月の4.7%減から2.2%の増加に転じた。電力・ガス・スチームは0.7%減少した。

財別でみると、中間財の減少幅が最も大きく5.6%に達したほか、資本財も3.2%減少した。非耐久消費財は0.6%、エネルギーは3.5%。耐久消費財は5.1%拡大した。

同国の鉱工業生産高は2018年9月に2.5%減少し、16年9月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。

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