ルネサスがVW中国合弁と研究所設立

ルネサスエレクトロニクスは10日、独フォルクスワーゲン(VW)の中国合弁会社、上海フォルクスワーゲンとオートモーティブ・エレクトロニクス共同研究所を設立したと発表した。両社は同研究所を通して、中国自動車市場向けの次世代デジタルコクピットや車載制御システムなどアプリケーションの研究開発を加速する。

ルネサスが得意とする高性能マイコン、SoC(1個のチップ上に複数の機能を搭載した集積回路)、ソフトウェアの知見と、上海フォルクスワーゲンの研究開発力を結集。上海フォルクスワーゲンの次世代車載電子プラットフォーム開発に向けて、ソフトウェアモジュール開発やシステム統合の実現を支援する。

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