内装品大手の西アントリン、独バンベルクに新工場と技術センターを開設

スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは16日、独バンベルクの拠点に新工場と技術センターを開設したと発表した。最先端技術を備えた同社のハブ拠点として運用し、メキシコ、米国、中国、インド、欧州にある研究開発拠点をサポートする。新規雇用は技術センター要員80人を含む400人で、プレミアム・セグメント向けに2,500種以上の製品を生産するとともに、環境照明事業並びに次世代の照明製品の分野における技術開発を行う。投資額は1,150万ユーロ。

同社のアーネスト・アントリン会長は「製品の付加価値を高める戦略の一環として、当社は装飾品との統合を想定した照明ソリューションを開発している。これにより照明製品をドア、インストルメント・パネル、オーバーヘッド・コンソール、サンバイザーに理想的な形で組み込めるようになる」と述べた。

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