EU新車販売、3月は3.9%減少

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表した欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の2019年3月の新車販売(登録)は172万2,442台となり、前年同月に比べ3.9%減少した。主要5カ国はいずれも前年同月を下回った。減少幅はイタリア(9.6%減)が最も大きく、スペインは4.3%減、英国は3.4%減、フランスは2.3%減、ドイツも0.5%減となった。1~3月の累計は、前年同期比3.3%減の403万2,881台だった。

3月のメーカー別の登録台数は、最大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループが前年同月比1.1%減となり、2位のPSAグループも1.4%減と低迷した。ルノー・グループは2.3%増を確保した。

日本勢では、三菱自(15.8%増)が2ケタの増加となり、唯一、前年同月を上回った。日産(28.4%減)、ホンダ(20.3%減)、三菱自(15.8%増)は2ケタの減少と大きく落ち込んだ。トヨタ(3.7%減)、マツダ(2.0%減)も前年同月を下回った。

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