仏車部品大手フォルシア、イスラエルのサイバーセキュリティ企業に出資

仏自動車部品大手のフォルシアは5月27日、イスラエルのサイバーセキュリティ企業ガードノックス(GuardKnox)に出資すると発表した。コネクテッドカーや自動運転車の通信セキュリティ向上が狙い。端末操作時などの外部接続の安全性を高め、新たなユーザー体験の創出につなげる。出資比率や金額は明らかにしていない。

ガードノックスはコネクテッドカーや自動運転車用にハードとソフト両面で包括的なサイバーセキュリティシステムを提供している。フォルシアは同社との協力により、外部からの不正な干渉を防ぎ、安全な接続を確保する端末間(エンドツーエンド)ソリューションを開発する。

フォルシアのセキュリティ技術部門を統括するウリ・パクター氏は「自動車のサイバーセキュリティ分野で世界をリードするガードノックスへの出資を通じ、次世代の車の操作におけるユーザー体験をより安全で確実なものにできる」と強調した。

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