Rheinmetall:独ラインメタルのEGRシステム、中国トラックメーカーから大型受注

独軍需・自動車部品大手のラインメタルは14日、自動車部門のラインメタル・オートモーティブが子会社のピーアブルクを通して、中国の大手トラックメーカーから大型受注を獲得したと発表した。中国・江蘇省菎山市にある同社工場から排気再循環(EGR)システムと逆止弁を供給する。受注額は1億5,500万ユーロ。

ピーアブルクは現在、受注に対応するため菎山工場に新生産ラインを導入しており、来年から量産を開始する予定。製造したEGRと逆止弁は、オンロードとオフロード用に新開発された排気量13リットルおよび15リットルのディーゼルエンジンに対応する。

ラインメタルはまた、電子制御された複流式EGRバルブを開発した。専用のリードバルブと組み合わせることでEGRシステムが最適化され、窒素酸化物(NOx)を削減できる。これにより中国で2020年から施行される新排出規制「China6」に対応する。

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