ドイツの連邦教育研究省(BMBF)、連邦経済・エネルギー省(BMWi)、連邦運輸デジタルインフラストラクチャー省(BMVI)の3省は6月27日、自動運転分野の研究支援の将来の方向性に関する優先事項やガイドラインをまとめた新しい行動計画(アクションプラン)「自動運転の研究‐BMBF、BMWi、BMVIの包括的な研究枠組み」を採択した。
この行動計画は、連邦政府の「ハイテク戦略2025」の一環に位置づけられる。自動運転分野の研究支援に携わる3省の連携により、当該分野に関する研究テーマを網羅するとともに、効果的な支援を実施する。
連邦政府はこのような研究支援の取り組みにより、21世紀の自動車製造の中核技術となる自動運転分野を強化し、ドイツの主導的な技術立国としてのステータスを確保する意向。3省は、今後数カ月かけて行動計画を具体化し、学術界や経済界の代表とも情報交換する計画。