トルコ統計局(TUIK)が16日発表した4月の失業率は13%となり、前月の14.1%から1.1ポイント改善した。失業率の低下は2カ月連続。前年同月比では3.4ポイント上昇した。
労働参加率(LFPR)は52.9%で、前年同月比で0.1ポイント低下した。性別でみると、男性は0.6ポイント減の71.8%、女性は0.5ポイント増の34.5%だった。
就業者数は2,819万9,000人で、前年同月を81万人下回った。業種別の内訳は農業が17.6%、鉱工業が19.7%、建設業が5.7%、サービス業が56.9%だった。
失業率は昨年、1月の10.8%から4月には9.6%まで改善したものの、その後は上昇へと転じ、今年2月に14.7%まで悪化していた。上げ幅の合計は5.1ポイントに上った。