機械大手の独デュルは22日、2019年12月期の利益見通しを引き下げた。木工機械部門「HOMAG」と組立・検査設備などを手がける計測・プロセスシステム部門の不振を受けたもので、売上高営業利益率(EBITベース)を従来予測の「6.5~7.0%」から「5.5~6.0%」へと下方修正。特殊要因を除いた売上高営業利益率(同)についても「7.0~7.5%」から「6.0~6.5%」へと引き下げた。塗装機械など自動車業界を顧客とする部門が安定していることから、新規受注高で38億~41億ユーロ、売上高で39億~41億ユーロを確保するとした予測は据え置いた。