ドイツ連邦統計局の発表によると、上半期(1~6月)に国内の醸造所ないし倉庫から出荷されたビールの量(ノンアルコールビール、麦芽飲料、欧州連合=EU域外からの輸入品を除く)は約46億リットルとなり、前年同期比で2.7%減少した。同国のビール消費量は長期減少傾向にある。
国内向け出荷高は37億リットルで、前年同期を2.7%下回った。総出荷高に占める割合は81.7%だった。
輸出と醸造所内の自家消費(共に非課税)は8億3,870万リットルで、2.6%減少した。内訳はEU加盟国向け輸出が6.1%減の4億4,630万リットル、EU域外向け輸出が1.7%増の3億8,660万リットル、醸造所内の自家消費が3.0%減の580万リットルだった。
ビールに炭酸水などを混ぜたミックスビールの出荷高は1.5%減の2億2,100万リットルで、出荷に占める割合は4.8%だった。