トルコ統計局(TUIK)が19日発表した6月の小売売上高(実質ベース、季節調整値)は前年同月比1.2%減となり、金融危機がピークを迎えた昨年8月以来で最も下げ幅が小さくなった。前年同月比で減少したのは10カ月連続だ。前月比では2.3%増加した。
前年同月比のデータを項目別にみると、自動車燃料が2.3%減と、最も大きく減少した。食品・飲料、たばこは0.7%減、ノンフード(燃料を除く)は1%減だった。
前月比ではノンフードと自動車燃料がそれぞれ3.2%増加、食品・飲料・たばこも0.3%増加した。