独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、本社があるムラダー・ボレスラフの生産拠点に新設した塗装工場が操業を開始したと発表した。年間処理能力は16万8,000台で、工場全体の処理能力は81万2,000台に拡大する。投資額は2億1,450万ユーロで、650人の雇用を創出する。
新工場では前処理および下塗り作業時の搬送を全自動化した。ベルトコンベアでの搬送と異なり、1台ごとに設定を変えることができるという。また、工程の見直しや新塗料の導入を通じ、省エネや環境付加の軽減も実現した。