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東欧経済ニュース

露トルコ首脳会談、防衛産業の協力継続

トルコのエルドアン大統領は8月27日、ロシアで同国のプーチン大統領と会談し、両国防衛産業の協力継続を望む立場を明らかにした。兵器取引にとどまらず、生産でも提携したい意向だ。プーチン大統領も協力に前向きで、共同生産の可能性に言及した。米国は北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコがロシアとの協力強化に動いていることに警戒しており、米国とトルコの関係が緊張を増す可能性がある。

エルドアン大統領は同日、プーチン大統領とともにモスクワ近郊で国際航空宇宙ショー(MAKS)の開幕式に出席。スホイの次世代ステルス戦闘機「Su-57」などを視察した。トルコ防衛産業の輸出高が年々拡大していることに触れ、他分野も含めたロシアとの貿易額を現行の250億ドルから1,000億ドルへ拡大させることに意欲を示した。

プーチン大統領は、エルドアン大統領とスホイの現行ステルス戦闘機「Su-35」の供給や「Su-57」の共同生産の可能性について意見を交わしたことを明らかにした。

トルコは米国の強い反対にも関わらず、ロシアの地対空ミサイルシステム「S-400」の購入を進めており、8月27日には2回目の納入を受けた。米国はNATOのシステムと「S-400」は互換性がないとして、7月の段階でトルコを米「F-35」ステルス戦闘機の共同開発プログラムから段階的に排除する方針を明らかにしている。このため、今回の訪ロでエルドアン大統領がトルコとロシアの接近をアピールしたことで、米国が対トルコ制裁を発動すると懸念されている。