ハンガリー中央統計局(KSH)が8月28日発表した5-7月期の失業率は3.4%となり、前期から0.1ポイント悪化した。前年同期比では0.2ポイントの改善。15~74歳の失業者数は15万7,900人で、前年同期から8,300人減少した。
失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は2.9%、55~74歳の高年齢層は2.6%だった一方、15~24歳の若年層では前月から0.3ポイント拡大して11.1%に悪化した。失業率の増減幅は、25~54歳は前年同期から0.4ポイント減少したものの、15~24歳では1ポイント、55~74歳では0.2ポイント増加した。
平均失業期間は14カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の37.4%を占めた。
7月末時点の求職者数は24万8,000人で、前年7月末を3.7%下回った。