カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルのオーストリア子会社マグナ・シュタイヤー
が独自動車大手BMWの「5シリーズ」の受託生産を終了する可能性が出てきた。墺『クローネ・ツァイトゥング』紙(9月13日付、電子版)が消息筋からの情報として報じた。BMW「5シリーズ」の生産ラインに関わる従業員(700人)のシフト変更と派遣社員の整理が検討されているという。なお、両社からはまだ正式な発表はない。マグナ・シュタイナーのグラーツ工場では現在、BMW「5シリーズ」のほか、BMW「Z4」、ジャガーの「アイ・ペース(I-Pace)」と「イー・ペース(E-Pace)」、メルセデスベンツの「Gクラス」、トヨタの「スープラ(Supra)」を受託生産している。