VDA会長、年末で辞任

独自動車工業会(VDA)のベルンハルト・マテス会長はフランクフルトモーターショー(IAA)が開幕した12日、2019年末でVDA会長を退任すると発表した。

メディア報道によると、VDA内ではこの何カ月か、電気自動車に集中するか、あるいは、様々な技術にオープンな姿勢を取るかについて議論が行われていた。また、気候問題に関する議論が活発化する中で、マテス会長が十分に自動車業界を擁護できておらず、ドイツ政府や欧州連合(EU)の政治家との関係も十分に築けていないことに批判が出ていた。

ダイムラー社長、副会長に選出

独自動車工業会(VDA)は16日、ダイムラーのオラ・ケレニウス社長がVDAの副会長に就任する人事を発表した。ケレニウス社長は2019年5月からVDAの理事を務めており、今回、副会長を兼任することになった。また、8月16日付けでBMWの新社長に就任したオリバー・ツィプセ氏もVDAの理事に選出された。

VDAの理事は19人、役員は会長1人と副会長3人で構成される。

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