独照明大手のオスラムは20日、自動車ヘッドライト向けに第二世代のハイブリッドLED「Eviyos」を2023年に市場投入すると発表した。現在開発している新「Eviyos」は、個々に制御可能な2万5,600ピクセルを搭載するLEDチップで、チップの大きさは40平方ミリメートル。ピクセルの間隔を40マイクロメートルに抑え、小型化を実現した。道路状況などに応じて必要なピクセルのみを点灯できるため、エネルギー効率にも優れている。また、路面にHD画質の投影を可能とし、運転者や道路利用者に視覚的な警告やシンボルを表示することが将来的に可能になるという。なお、1,024ピクセルを搭載する第一世代「Eviyos」は2020年初頭に市場投入する予定。