ホンダは9月23日、欧州で2021年までにディーゼル車の販売を打ち切ると発表した。欧州連合(EU)の排出規制強化をにらんだもので、欧州で販売する全車両を25年までに電動車に切り替える計画だ。
EUは21年までに新車の走行1キロメートル当たりのCO2排出量を現在の平均120.5グラムから95グラム以下に抑えるという目標を掲げ、排出規制を強化している。ホンダは同規制によって欧州での需要がハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車にシフトすると見込み、ディーゼル車販売から撤退することを決めた。