機械大手フォイトが駆動装置2工場を閉鎖へ

独機械大手フォイトは14日、駆動装置部門フォイト・ターボの再編計画を発表した。市場競争の激化と投資ニーズの高まりを受けて事業の効率アップとスリム化が避けられなくなっているためで、不採算の独2工場を2020年末までに閉鎖する意向だ。

閉鎖するのは産業向け製品を手がける独南部のゾントーフェン工場と商用車向け製品を手がける独東部のチョッパウ工場。両工場で生産してきた製品は他の拠点へと移管する。

閉鎖に伴い従業員230人を削減し、370人を他の拠点に配置換えする。これらの措置により21年までに利益を数千万ユーロ拡大するとしている。

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