仏ルノー、フリートの低炭素化に向けたコンサル事業を開始

仏自動車大手ルノーは1日、保有車両(フリート)の電動化などを通じて低炭素化に取り組む企業・団体に向けて「モビリティ・コンサルティング」事業を開始したと発表した。ルノーが持つ電気駆動車や環境対応エンジンの広範な知見を提供し、環境規制の強化による影響が大きい企業・団体を支援する。

コンサルティングに際しては、フリートを電動化した場合の適合性を実際の運転条件で検証する「ZEエクスプロール・プロ」や、既存のルノーの電動車フリートについて運用や充電の最適化を図れる「ZEエクスペリメント」などの専用アプリを活用する。これらの結果に基づき、フリートの適切な電動化推進レベル(完全EV、HV、PHVもしくは内燃エンジン)や充電ソリューションの選択、シェアサービスの導入などについての助言を行う。

ルノーでは、2020年から投入予定のハイブリッド(HV)システムの「E-TECH」およびプラグインハイブリッド(PHV)システムの「E-TECH

Plug-in」の導入提案も含めてコンサルティングしていく。

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