中国・寧波均勝電子(ジョイソン・エレクトロニクス)の米国子会社で自動車の安全部品を製造するジョイソン・セイフティ・システムズが、ハンガリーのミシュコルツ工場に160億フォリント(4,800万ユーロ)を追加投資する。生産能力の強化が目的。49億フォリント(1,500万ユーロ)の政府助成を受ける。
ミシュコルツ工場はタカタが6,800万ユーロを投じて建設したもので、2014年に操業を開始した。タカタがエアバッグの欠陥による経営難で17年に均勝電子の傘下に入ったのを機に、同工場もジョイソンのものとなった。
ジョイソンは世界の自動車大手35社に安全部品を供給しており、ミシュコルツ工場も製品の90%を輸出している。(1HUF=0.36JPY)