ルーマニアの自動車部品メーカー、ヴァルトリプ(Valtryp)は18日、西部オラデアのユーロビジネス第2工業団地で新工場の開所式を行った。生産面積は7,000平方メートル。投資額は明らかにされていないが、その一部は欧州連合(EU)からの助成でまかなった。従業員数は従来の140人から最大600人へ拡大する見通し。
ヴァルトリプは自動車用ハンドルの生産を手がけ、ジャガー、メルセデス、ポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲン(VW)、ランチア、フィアット、フォード、ホンダ、トヨタ、ボルボなどに供給している。新工場の稼働で日産能力は3,500本に拡大した。