トルコ統計局(TUIK)が14日発表した8月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で3.6%減少し、下げ幅は前月から2.5ポイント拡大した。同生産高のマイナスは12カ月連続。製造が前月(1.3%減)から2ポイント拡大して3.3%の減少となり全体を押し下げた。鉱山・採石は6%、電力・ガス・スチームは0.4%減少した。
財別でみると、耐久消費財の減少幅が最も大きく9%に達したほか、中間財は6.5%、資本財は5%減少した。非耐久消費財は0.9%、エネルギーは3.6%増加した。
同国の鉱工業生産高は2018年9月に2.5%減少し、16年9月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。