ハンガリーITK、デブレツェンのバス工場を拡張

ハンガリーの複合企業ITKホールディングは先ごろ、東部のデブレツェンに持つバス工場の拡張工事を開始した。生産施設を5,000平方メートルまで増床し、新たに生産ラインを導入する。投資額は20億フォリント(600万ユーロ)。

起工式に合わせ同社は独メルセデスベンツの車両をベースに開発したスクールバスの試作品を披露した。

ITKはバス事業をはじめIT関連サービス、エネルギー・環境サービスを展開するほか、電動ボートの生産も手掛ける。同社は2016年、独ダイムラーのバス部門エボバス(EvoBus)と長期の連携関係を結ぶことで合意し、新型車両を開発してきた。2018年からはハンガリーの石油ガス最大手MOLの傘下にある。(1HUF=0.36JPY)

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